こんにちは。ながりです。
公務員からエンジニアに転職して5年が経ちました。
この記事を読まれている方の中には当時の私と同じように「人生本当にこのままで良いのか…」と、思われている方もいらっしゃるかと思います。
仕事は人生の半分以上を占めているといっても過言ではないですよね。
この記事では以下のような悩みを一度でも持たれたことのある方を対象に少しでも参考になれればと思い記載します。
・ 人生このままで良いのか
・ 手に職をつけたい
・ 文系/未経験でもITエンジニアになれるのか
・ そもそも何から始めたらいいのか分からない
筆者情報
年齢:20代後半
年収:350万円
学力:超並みの文系
公務員からITエンジニアまでの過程
正直に言うと当時の私は転職に対する明確なイメージを持って行動していたわけではありません。日々の業務に追われ、考える余裕が一切ありませんでした。それこそ、ただ仕事をこなすだけのロボットだと思い込んで生きていました。
そんな私の当時の仕事の状況や転職のきっかけ、そのために何をしてきたか実体験を後述します。
なぜ公務員になったか
結論を先に述べると、受かったからです。
高校時代私は特にやりたい仕事も何もなく、進学するつもりもなかったので地元の市役所の公務員試験を受験することにしました。
勉強は学生向けの公務員試験対策セミナーに数回参加した程度です。
もちろん、落ちました。笑
ですがやはり、落ちるというのはどんなものであれ悔しかったです…。
それから公務員を目指すため専門学校に1年通い、奇跡的に合格した国家公務員(事務系)に就職することになりました。
公務員時代
毎日帰宅できるのは12時を過ぎ、たまに帰れる早い時間は強制参加の飲み会へと費やし、そんな日々を過ごしてきました。
※当時は働き方改革も浸透していなかったため、現在は当時のような勤務体系ではないと思います。私の元勤務先に限っての話ですので公務員自体を悪く言うものではございませんのであしからず。
それはそれは地獄のような日々でした…。
私が配属された部署は所内でも一二を争う程の忙しい部署です。
窓口業務で定時になるまで大行列を捌き、定時後に受理した書類や郵送された書類を処理します。
一つ一つの書類が個人情報なため一歩間違えると漏洩事案になるレベルで一時も気を緩めることができませんでした。
また、利用者に理不尽な怒りをぶつけられることもしばしばありました。(現在でいうカスハラってやつですね…。)
恥ずかしながら強面のおじさんに2時間怒られ昼休憩にトイレで泣いたことがあります…。
転職へのきっかけ
きっかけは些細なことでした。
仕事が嫌だ、辞めたいという気持ちは常に持っていました。
ですが、「辞めたところで何をする?自分には何も取柄がないし。」という思いから気持ちを押し殺し続け、1年が経過しました。
そんなある時きっかけが訪れます。
何気ない日々の中です。通勤の時にとあるゲームで大笑いしている実況者を見ていて、
「ゲームってこんなに人を楽しませることができるんだ…。」
と、当たり前のことですが当時の私はかなり驚いたことを覚えています。
このことがきっかけで私はゲームプログラマーになりたいと思うようになりました。
あれ?ITエンジニアは…?
と思った方、読解力が凄まじいですね。
そうなんです。当時の私はゲームプログラマーを目指すことを心に決め転職サイトを閲覧するようになりました。
転職活動
専門学校に通って再就職するという道を選択しました。
在職中とりあえずありとあらゆる転職サイトに登録しました。
ですが、どこも実務歴3年以上など経験を要する会社ばかりで正直言って希望は皆無でした。
諦めかけていたそんなとき、とある専門学校の広告を見かけ、「これだ!!!」と思いました。
- 新卒という武器
- 受動的に技術が学べる
- 勉強ができない現状を打開できる
正直当時の私からするとメリットしかないように感じました。(金銭面は目に入りませんでした。)
そう思ってからです。全てにおいてやる気がこみ上げてきたのを覚えています。
当然突然辞めるのは職場に迷惑をかけてしまうので年度の人の入れ替わりの時に辞めるよう決意しました。
(辞める3か月前にド緊張で人事に退職届を出しに行った話は機会があればします。)
ということで公務員から即転職ということではなく専門学校に通って再就職をするという道を私は選択しました。
やったこと
C言語の参考書を買い、以下の流れで進めました。
2. 実際にコーディングをしながらもう一周
3. 各演習の応用として自分が望む結果を表示させる
当然のことながらプログラミングについて何も知らなかったので、専門学校に入る前に少しでも勉強しておこうと思い、C言語の参考書を買いました。
なぜC言語にしたのかというところですが、
なんか聞いたことある
というかなり適当な理由からでした(笑)
モチベーションはかなり上がっていたので通勤帰宅の電車の中や、休日は実家の安物PCを使い、猛勉強しました。
まず参考書を一通り読み、2週目からコーディングを行いました。
実際手を動かして思ったことは、やはり机上の勉強だけではほぼ理解できていないということでした。
そんな自分に怒りを覚え、悔しくて仕方なかったのを覚えています。
ですが、もう逃げるのはやめようと心に誓い諦めずに続けました。
参考書通りにコーディングし、そこから「こうしたらどうなる?ああしたらどうなる?」を色々試し、自分の思うような結果を表示させられるまで考えに考えました。
勉強を始めて1ヵ月経った頃、気が付けば参考書に書かれている演習であればパッとコーディングできるようになっていて成長を実感することができました。
その後、C言語検定2級を取得したりとC言語においては独学で色々と取り組みました。
なぜITエンジニアを目指したか
ゲームは作るよりも実際にプレイしたり動画を見たりする方が楽しいと感じてしまったからです。
とはいえ、せっかく学んだ知識です。
活かして手に職をつけたいと考えていました。
そこで私はゲーム会社ではなく様々なIT系の会社の説明会に参加するようになりました。
最終的に企業理念と私の望む人生が合致する会社を見つけ就職に至りました。
未経験でもITエンジニアになれるのか
結論、不可能ではありません。
私は当時本当に自分は何もできないと思い込み、専門学校で一から学ぶ選択を取りましたが、私の会社には完全独学で飲食業から転職されてきた方もいます。
ですが、給料は必ずではありませんが大体は下がるということは覚悟してください。
技術は経験年数がものを言います。
経験と技術力を高めてアピールし仕事を勝ち取っていく。
この世界はそうやって給料や自分の価値を上げていくこととなります。
また、会社によっては資格で給料が上がるところもあります。
つまりこの世界で生き続けるには…
常に向上心を持って勉強し続ける必要があります。
この世界に入り自分の価値がどれくらいなのかを日々考えています。
今までの自分ではありえなかったことです。
人は努力すれば変わることができる。身をもって知りました。
私も未経験から5年の経験を経ましたが年収も低く、まだまだ分からないことだらけです。
同じ道を志す方がいらっしゃいましたら共に精進しましょう!
現在は…
余談にはなりますが。現在フルリモートで業務を行っています。
公務員のときと比べると超ストレスフリーな環境です。
本当に転職してよかったと心の底から思っています。
新たな環境に飛び込むのはとても勇気がいることですよね。
じっくり考えた結果環境を変えたいと思われる方がいらっしゃれば最初の一歩をどうか勇気を出して踏み出してみてください。
もし、同じ悩みを持つ方がいらっしゃいましたら本記事が少しでもご参考になれれば幸いです。
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